2017年4月上旬、シリアで発生した化学兵器使用疑惑及び米国の対シリア政府軍攻撃という一連の事件は、日本の他世界中で多くの注目を集めました。
これまでオバマ政権下ではなかった米国政府によるシリア政府への攻撃と、日本では対北朝鮮情勢も相まって大きな反響を巻き起こし、連日テレビ番組でも報道されました。しかし事件当初から、日本のメディアではこの事件を国際情勢上の問題として報じ、シリアの人びとへの影響についてはごく限られた報道であったように感じられます。シリア和平ネットワークでも現地や難民となったシリア人から情報を収集し、様々な議論を重ねてきました(参考記事:シリア人らの声)
事件発生が2か月を経ようとする今、その事件直後からこの問題に着目し、市民社会としての声を発してきたNGOによる声明をここにまとめます。
2017年5月17日 「シリア情勢と米国の軍事介入における日本政府の姿勢への意見表明」
- シリア支援団体 サダーカ
- 日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)
- 日本国際ボランティアセンター(JVC)
リンク:日本国際ボランティアセンター
2017年4月11日 「化学兵器使用及び米国のミサイル攻撃等の報道を受けて」
- シリア支援団体サダーカ代表 田村雅文
2017年4月9日 「シリアにおける化学兵器使用とアメリカの軍事攻撃に関して」
JIM-NETスタッフブログ中
- 日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)事務局長 佐藤真紀
リンク:JIM-NETスタッフblog
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